マクラーレンのジェンソン・バトンは、上海インターナショナル・サーキットで行われたF1第3戦中国GPフリー走行3回目で16周を周回し、ベストタイムは1分36秒693で8番手。予選では、Q3で2分05秒673を記録して8番手となった。セルジオ・ペレスは、フリー走行3回目で16周を周回し、ベストタイムは1分36秒777で9番手。予選では、1分36秒314のベストタイムで12番手となった
【結果】F1第3戦中国GP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
ジェンソン・バトン
「僕たちは最初にプライムタイヤ(ハード側のミディアム)でレースをスタートすることをめざしたんだ。たとえ予選10位で終わることになったとしてもね。うまくいったよ。今の状況からすれば最善の形だった」
「そうは言っても、僕たちの予選でのパフォーマンスにはすごく満足すべきだと思うよ。まだ上位勢に比べると彼らに匹敵する速さはもっていないけれど、Q2で7番手になれたのは本当に満足のゆく結果だった。そしてQ3は2台のレッドブルよりも前で終えることができた。それも2分台のタイムでね。これはすごかったよ!」
「僕の前の連中はみんなグレイニング(タイヤがささくれだつ状態)が起きたソフトコンパウンドのタイヤでレースをスタートすることになる。そして、昨日のフリー走行で見たように、燃料をたくさん搭載した状態でのソフトタイヤはひどいグレイニングが起こると思う。だから、ものすごく面白いレースになるよ」
「明日は最初の10周が大切になるだろうね。もしうまくスタートができれば、トップに立つことだってできるんじゃないかと期待しているし、そうすればその後どうなるか楽しみだね」
セルジオ・ペレス
「ここまではずっと難しい週末が続いているよ」
「今日は本当ならQ3に進まなくてはいけなかったんだけれど、Q2でほかのドライバーたちのようにうまくタイムを伸ばすことができなかった。タイムアタックに向かう前にうまくタイヤに熱を入れられなかったし、その周回でもすべてのことをうまくまとめるのにてこずってしまったんだ。悔しかったよ」
「それでも、明日の決勝は、誰にとってもタイヤが難しくて、何が起こるか分からないものになる。厳しいレースになるだろうし、戦略に大きく左右されると思う。僕の後ろには素晴らしいチームが付いているから、明日の決勝レースでは最善の戦略を与えてくれるために素晴らしい仕事をしてくれることも分かっているよ」
「僕たちは、間違いなくいい仕事をすることができるし、ポイントも稼げるはずだよ」