メルセデスAMGのルイス・ハミルトンは、上海インターナショナル・サーキットで行われたF1中国GPフリー走行3回目で、18周を周回してベストタイムは1分36秒065で3番手。予選では、1分34秒484でポールポジションを獲得した。ニコ・ロズベルグは、フリー走行3回目で、12周を周回してベストタイムは1分37秒349で14番手。予選では、1分34秒861で4番手になった。
【結果】F1第3戦中国GP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
ルイス・ハミルトン
「今日ポールポジションを獲得できたことは、チームにとって素晴らしい結果。このチームに来てから3戦目のレースで達成できて最高の気分だよ。エンジニアがチーム無線でポールだって伝えてくれたとき、本当に興奮したよ! 思わず無線のスイッチがオフになっている確認しちゃった」
「今の段階でこれだけ高いパフォーマンスを発揮できるなんて、誰も予想していなかったから、まさにボーナスさ。スタッフたちは、ずっと懸命に作業に取り組んでくれていたから、ファクトリーに残っている人たちやガレージにいるスタッフのためにも、シルバーアロー(メルセデスのレーシングカーの愛称)で初めてのポールを獲得できて本当にうれしく思う」
「明日の決勝もこのままの順位だといいんだけど、それはかなり難しいだろうね。どれほど大変なレースになるか、僕たちはわかっている。(ソフト側の)ソフトタイヤは全然もたないし、何人かの速いドライバーが(ハード側の)ミディアムタイヤでスタートする。とてもおもしろいレースになるだろうね。楽しみにしているし、ベストを尽くすよ」
ニコ・ロズベルグ
「今日の予選は、チームにとって非常によい結果だった。4番手は、僕にとってとてもよい位置だしね。今朝のフリー走行で油圧系のトラブルが発生し、予選を想定した走りができなかったのは不運だった。だから、予選を通じて遅れを取り戻さなくてはならなかったんだ。ルイス(ハミルトン/チームメート)のセッティングを少し参考にさせてもらったんだけど、とてもよく機能したよ」
「Q3の終わりに、最終コーナーで小さなミスを犯してしまった。あれでコンマ1秒と順位をいくつか失ったと思う。でも決勝に向けて、いいポジションにつけているし、今週はレースパフォーマンスを中心に作業を重ねてきた。明日はいくつか順位を上げられるといいね。(ハード側の)ミディアムタイヤでスタートするドライバーが何人かいるから、明日はおもしろいレースになると思うよ」