フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、ドライバーズランキングで暫定トップのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に22ポイント差をつけられたが、2013年のチャンピオン争いから脱落したわけではないと話している。
アロンソは開幕戦F1オーストラリアGPで2位に入るも、第2戦F1マレーシアGPではオープニングラップでのベッテルとの接触が原因で無念のリタイアを喫した。
ベッテルのクルマとぶつかった後、アロンソはピットに戻ってフロアにダメージを負ったクルマを直すのではなく、コースに残って走り続ける賭けに出た。
この判断について、アロンソはレース後に自身のツイッターでこうつぶやいている。「あのときピットに戻ってノーズを交換していたとしても、僕の順位はせいぜい9位か10位だったって分析結果が出ているんだ。だから、(ピットに戻らなかったために)特に損をしたわけではないんだよ」
ドライバーズランキングではチームメートのフェリペ・マッサに続く6位に甘んじているが、アロンソは「いい感じだね」と楽観的だ。
「まだ僕に(チャンピオンになる)可能性はあるよ」
どんなにいいシーズンでも、選手権を戦っていればリタイアすることくらいある、とアロンソは言う。
「これまでの記録から言って、1シーズンでだいたい2、3回はリタイアするのが普通なんだよ。だから次の(中国GPの)週末にリタイアしたって不思議じゃない」
「シーズンは長いんだ。まだたった2戦しか終わってないんだよ!」