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バレンシア、2014年にF1復活か

バレンシア市街地コースがF1カレンダーに復帰する可能性が出てきた。2008年からヨーロッパGPの開催地として使用されてきたバレンシア市街地コースであるが、2013年のF1カレンダーにその名前はなかった。それに加えてコースが激しい破損状態にあることを市当局とレース主催者が共同で明かしたため、このコースでのF1開催は当分先になるだろうと思われていた。

しかし、スペイン紙『El Mundo（ムンド）』の報道によると、バレンシア州首相アルベルト・ファブラとF1の最高責任者バーニー・エクレストンが2月末にロンドンで会合を開き、バレンシア市街地コースとバルセロナに位置するカタルーニャ・サーキットでF1スペインGPを交互に開催する取り決めがなされたという。

F1ジャーナリストのペドロ・ブラスコは「（目下）契約はカタロニア州首相アルチュール・マスの署名待ちだ」と報道した上で、もしも契約合意に至った場合バレンシアは2014年からF1を再開することになると付け加えた。

また、スペイン紙『El Confidential（コンフィデンシアル）』は、マドリードで開かれた会議におけるファブラ首相の「契約がすぐにでも締結されることを願っている」という発言や「これを現実のものとするために交渉中だ」との言葉を掲載している。

なお、マス首相とはすでに何度も会談の場を設けたことをファブラ首相は明かしている。