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マルシャ、ロドルフォ・ゴンザレスをリザーブドライバーに起用

2013年03月15日(金)8:41 am

マルシャF1チームが14日(木)、2013年シーズンに向けてロドルフォ・ゴンザレスと控えドライバーの契約を結んだことを発表した。ロドルフォは、今週末の開幕戦オーストラリアGPからチームに帯同する。

ロドルフォは26歳のベネズエラ人。過去3シーズン、GP2およびGP2アジア選手権に参戦している。今季、不測の事態が生じたときは、F1全戦においてレースドライバーの代役を務める。これに加え、マルシャの若手ドライバー育成プログラムのメンバーとして何戦か金曜日のフリー走行1回目でドライブするほか、今季の若手ドライバー合同テストにも参加する。ゴンザレスは2012年の若手F1ドライバーテストに、ケーターハムから参加していた。

ジョン・ブース(チーム代表)
「今週末のF1開幕戦オーストラリアGPを前に、ドライバーの顔ぶれがそろってうれしく思っている。ロドルフォをマルシャF1チームに歓迎する。いつ何時でも代わりにステアリングを握らなければならないのが控えドライバーの役割だが、その点ロドルフォは経験十分なだけに心強い。ロドルフォには今シーズンの何戦かでフリー走行1回目に参加してもらい、さらに経験値を上げるとともに、将来を見据えて彼の力量を試すつもりだ」

ロドルフォ・ゴンザレス
「マルシャF1チームに加わることができてワクワクしている。急成長にあるチームだけに、その思いはなおさらだ。たとえマシンに乗らなくても、レースの週末のあらゆる場面で正規ドライバーやエンジニアと密接に関われるのだから、これは素晴らしい機会だ。チームの発展に大きく貢献できるようになりたい。今週末のメルボルンでチームの一員となるのが楽しみだ。僕を信頼し、このような機会を与えてくれたチームに感謝している。僕のキャリアにとって大きな転機となるが、祖国ベネズエラでは、チャベス大統領を亡くした国民が悲しみに沈んでいる。僕のチーム加入の知らせを聞いて、少しでもみんなが気分を晴らしてくれたらと思う。個人的には、今回のニュースを大統領とふたりで分かち合うことができなくて残念だ」

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