ケーターハムのギド・ヴァン・デル・ガルデは、アルバート・パーク・サーキットで行われたF1オーストラリアGPフリー走行1回目で18周を周回して、ベストタイムは1分32秒388で22番手。フリー走行2回目では、11周を周回してベストタイムは1分32秒450で22番手になった。
ギド・ヴァン・デル・ガルデ
まず、初めて3日間のF1フル出場をスタートできてうれしい。ここに至るまで、ずいぶん頑張ってきたからね。自分の夢を現実のものとするまで、多くの人たちに助けてもらった。その実現に手を貸してくれた皆さんにお礼を言いたい」
「コース上の話に移ると、フリー走行1回目はよかったよ。ラップ数もまずまずこなせた。取り組んだのはタイヤの評価だ。セッション中、ミディアム(ハード側)を履きっぱなしで性能低下レベルをこと細かに観察した」
「フリー走行2回目も最初はよかった。最初の走行でアンダーステア(曲がりにくい傾向)が発生したので、その対策をして次の走行に出ていったけど、残念ながら第3コーナーでマシン後方が少しロックして、グラベルに飛び出てしまった。コースに戻る際、アンチストール(エンストを防止するシステム)が働いて僕のセッションは終わったよ」
「それはともかく、今夜は多くのデータを見なおさなければならない。明日も頑張るよ。フリー走行3回目の時間を最大限に利用することがマストだけど、ドンと来いさ。何といっても今は修行中の身だからね」