ヴァン・デル・ガルデ「開幕が楽しみでしかたがない」
ケーターハムのギド・ヴァン・デル・ガルデが、メルボルンのアルバート・パークで開催される今季の開幕戦であるF1オーストラリアGP（3月17日決勝）に向けて意気込みを語った。
ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「開幕が楽しみでしかたがないんだ、ほんとに。ここ（F1デビュー）までくるのにちょっと時間がかかってしまったけれど、メルボルンは僕にとって初めてのグランプリになるんだし、準備もしっかりしてきたから、レースに戻るのが楽しみだよ」
「去年もチームと長い時間を一緒に過ごしていたから、レースドライバーに昇格したからといって僕にとって何が違うわけでもないのだけれど、リザーブドライバーとレースドライバーはやっぱり違う世界なんだ。GP2の2012年シーズンに僕はシンガポールで優勝したのだけれど、後方でレースをしているのではそんな展開は望めないってちゃんと分かっているし、レースが始まってから目の前にチャンスが転がり込んできたときにそれをいかせるような位置をとりたいね」
「シーズン全体を見ると、スパ（ベルギーGP／スパ・フランコルシャン・サーキット）はいいレースになりそうだし、僕の自宅からも近いんだ。でも、僕個人としては、メルボルンでシグナルが消えて、ずっと夢見てきたことがかなうときが、きっと一番興奮する瞬間だろうな。冬の間は必死にやってきたし、テストでも自分の調整をして仕上がってきたから、身体的にも、精神的にも、僕は準備できているよ」
「オーストラリアで真剣勝負が始まる前に、この機会に僕のキャリアをここまで引っ張ってくれたみんなに感謝したい。マクレガーからのサポートは大きかったし、僕がF1ドライバーになるのをほんとうに助けてくれた。マクレガーのみんなにお礼を言いたい。それから、リーフィールドにいるみんなにもね。ケーターハムF1チームは家族であり、長期的な視野でものを見て、それを実現できるクールな人たちだ。彼らの目的をかなえるために、僕にできることがあるなら、それを実行するのが一番のお礼になるね」
