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マクラーレン、元技術責任者のメルセデスAMG移籍を認める

2013年03月05日(火)9:26 am

マクラーレンのスポーティングディレクターであるサム・マイケルが、チームの元技術責任者パディ・ロウのメルセデスAMG移籍を認めた。

ロウがメルセデスAMGに移籍することは公然の秘密になっており、最近マクラーレンの技術責任者が交代。チームの技術上の機密保護のための、いわゆる「ガーデニング休暇」にロウが入ったためと見られていた。

後任の技術責任者を発表した際、マクラーレンの声明には、ロウは「2014年に新たな挑戦に乗り出す」としか記されていなかった。

メルセデスAMGも、ロウをめぐる報道を公式に認めることを拒んでいる。

しかし、マクラーレンのマイケルは、イギリスのテレビ局『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に対し、こう話した。「彼(ロウ)はメルセデスAMGに移籍することを選んだ。われわれは彼の成功を祈っている」

ロウは、メルセデスAMGに移籍して2014年からチーム代表に就任するのではないかと見られている。

メルセデスAMGは、最後のシーズン前F1テストでトップタイムを記録し好調さを印象づけたが、ドイツ最大の大衆紙『Bild(ビルト)』は、メルセデスAMGの2013年型車を現チーム代表ロス・ブラウンの「置き土産」と表現している。

「来シーズン彼(ブラウン)は、マクラーレンの元技術責任者パディ・ロウと交代することになるだろう」と記事は伝えている。

メルセデスAMGの関係者からも、それをにおわすようなコメントが出始めている。

ドイツの新聞『FAZ』は、今年からメルセデスのモータースポーツ責任者に就任したトト・ヴォルフがこう話したと伝えた。「パディ・ロウがメルセデスAMGに来るとしたら、それはロスとの間に非常にしっかりした引き継ぎの計画があるということになるだろう。お互いが納得し、チームの利益になるような計画だ」

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