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「後れを取っていない」とマクラーレン

2013年03月01日(金)9:35 am

マクラーレンは、2月28日(木)から始まった最後のF1公式シーズン前テストに臨むにあたり、ほかのトップチームに比べて少しばかり後れを取っているのではないかとの疑問に対して否定した。

いくつかのメディアが、現時点ではレッドブルとロータスがわずかにリードをしていると伝える中、フェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリも今週、もし開幕戦のオーストラリアGP(3月17日決勝)でフェラーリの2013年型車であるF138が最速であったりすれば「非常に驚くだろう」と認めている。

マクラーレンの2人のドライバー、ジェンソン・バトンとセルジオ・ペレスもこれまで何度かマクラーレンの2013年型車MP4-28に対する不満を口にしていた。

今季ザウバーから移籍してきたメキシコ人ドライバーのペレスは、ピレリの今季用タイヤの性能低下が「激しく、ピットストップが多くなりそうだ」と不安な声を上げれば、バトンのほうも、昨年のクルマに大きな変更が加えられたMP4-28に対し、いい感じのときもあるが「そうではないときもある」と明かしていた。

だが、マクラーレンのマネジングディレクターであるジョナサン・ニールは今週、2人のドライバーからは「ハンドリングはいい」という報告を受けている、とかなり楽観的なメッセージを発している。

ニールはイギリス人記者たちに向かって、「われわれはもし燃料搭載量を変えたらどうなるかをまだ試せていないが、誰もそうした条件でラップタイムを刻んだとは思っていないよ」

「昨シーズンの始めのころとちょっと似ているが、現時点ではどこよりも抜きんでていることが明らかなチームはないし、どこよりも劣っていることがはっきりしているチームもないよ」とニールは締めくくった。

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