チャリティーオークションに出品されたアイルトン・セナのレーシンググローブが、2万2,000ポンド(約305万円)で落札された。落札したのは、ロータスF1チームのオーナー、ジェラルド・ロペスだった。
このオークションは、ピットレーンなど危険な環境で働くメカニックやその家族のため、3度のF1王者ジャッキー・スチュワートが1987年に設立した「Grand Prix Mechanics Charitable Trust」を支援するためのもの。今回は11品が出品され、9万2,000ポンド(約1,300万円)が集まった。
ロペスがオーナーのロータスは、かつてセナがF1デビューを果たしたトールマンがベネトンへ売却され、その後ルノーがチームオーナーになり、現在はロペスが共同創業者であるジェニイ・キャピタルがオーナーになっている。セナは1985年から1987年にかけてチーム・ロータスに所属したが、現ロータスとチーム・ロータスは別チームであり、直接的な関係はない。