セルジオ・ペレス(マクラーレン)が、今季のF1タイヤは性能低下が激しいと指摘。10回のタイヤ交換を行わなければ、レースを走りきれないだろうと語った。
ペレスによると、デグラデーションと呼ばれるタイヤの性能が低下度合いが非常に高いようだ。バルセロナで行われたテスト後、ペレスは『Autosport(オートスポーツ)』へこう話している。
「ものすごいよ。デグラデーションがとても難しい。大きな驚きだね」
「毎年、冬のテストではデグラデーションがひどいけど、ここまでひどいのは初めてだよ」
「ここでもレースをすることになるから、ちょっと心配だよね。でも、タイヤについては今も学習している最中だから、レースが始まって状況が変わることを願っている」
「変わることを本当に願っているんだ。今のままでは、メルボルン(F1開幕戦オーストラリアGP/3月17日決勝)で7回から10回のピットストップをやることになってしまうよ」