小林可夢偉が、フェラーリのGTチームであるAFコルセのテストに参加することが明らかになった。『Autosport(オートスポーツ)』が報じている。
昨年限りでザウバーのシートを失った可夢偉は、同じく元F1ドライバーのカルン・チャンドックとともに、スペインで行われるAFコルセのテストに参加。このテストはトライアウトになるとのことで、ほかにはF1直下のGP2で走っていたルカ・フィリッピ、フェラーリの育成ドライバーであるダビデ・リゴン、イタリアF3のブランドン・マイサノも参加する。
AFコルセは、2台のフェラーリ458でWEC(世界耐久選手権)へエントリーしており、今季は1つか2つのシートが空席になっている状態だという。
一部報道では、フェラーリのF1チームから控えドライバーとしてのオファーもあったという可夢偉。F1以外は考えていないとのコメントも残しているが、今回のテストとフェラーリF1チームとの関連は明らかになっていない。