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小林可夢偉、新スポンサー獲得でフォース・インディアのドライバー候補に再浮上か

2013年02月04日(月)17:18 pm

昨年限りでザウバーを離脱し、今季はF1での所属先が決まっていない小林可夢偉が、フォース・インディアのドライバー候補に再浮上してきたようだ。

可夢偉はザウバーを昨年限りで離脱することが決まり、「戦えるチーム」への移籍を模索していた。しかし、現在のF1はチャンピオンレベルのドライバーでない限り、スポンサーなどによる資金持ち込みがないとシート獲得が難しい状況になっている。可夢偉もファンへ支援を呼びかけ、企業による支援とファンからの募金を合わせ、9億円弱の資金を集めた。

だが、競争力の高いチームへの移籍は実現せず、可夢偉側からも今季のF1シート獲得を事実上断念するとのコメントが発表された。

一方のフォース・インディアは、1日(金)に行った2013年型車VJM06の発表で、今季ドライバーとしてポール・ディ・レスタを発表したのみだった。可夢偉も一時はフォース・インディアのドライバー候補と報じられていたが、前述のシート獲得断念の発表により、フォース・インディア入りの可能性はないとみられていた。

しかし、ディ・レスタのチームメート候補として可夢偉を含めた4名の名が浮上している。

そのうちの2名は、昨年の控えドライバーであるジュール・ビアンキと、2011年までフォース・インディアに所属したエイドリアン・スーティル。この2名については、すでにチームディレクターのボブ・ファーンリーが検討中と認めていた。

もう1人は、昨年ウィリアムズに所属したブルーノ・セナ。ディ・レスタは、チームメートがスポンサーから大きな支援を得ているブラジル人になると一部の関係者に打ち明けたとうわさされており、そこからセナの名が浮上した形だ。

そして、可夢偉の名前も浮上してきている。うわさによると、新スポンサーを獲得した可夢偉がシート争いに再び加わっているという。この新スポンサーが、シート獲得断念の発表後に決まったものなのか明らかになっていない。

一部には、ビアンキのレースドライバー昇格が有力とのうわさもあるが、フォース・インディアは19日(火)にバルセロナで始まる2回目のテストまでにディ・レスタのチームメートを発表する予定だとしている。

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