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ニュルブルクリンク、F1ドイツGP開催をあきらめず

今年7月に予定されているF1ドイツGPは、当初の開催地であるニュルブルクリンクが資金難を抱えており、同国内のホッケンハイムリンクでの代替開催が検討されているが、ニュルブルクリンク側はF1開催に向けて努力を続けている。

この件についてF1最高権威であるバーニー・エクレストンは、「資金的な実現性が問題となり、ニュルブルクリンクの計画は不受理となった。つまり、交渉は終了した」と話しており、ニュルブルクリンクでのF1ドイツGP開催の道は断たれたかに思える。

しかし、ニュルブルクリンク・オートモービル有限会社のトップであるジョージ・リンダーはニュルブルクリンクでの開催をあきらめていない。

リンダーは29日（火）に、「2013年のF1ドイツGPの開催権はニュルブルクリンクが独占的に所有しており、われわれはその点を強く主張している」と、『Rhein Zeitung（ライン・ツァイトゥング）』に語ったが、エクレストンは態度を明らかにしておらず、同日に次のように話していた。

「ドイツでグランプリが開催できるように全力をつくしている。ホッケンハイムリンクとニュルブルクリンクのどちらが開催地になるかは、今はまだ話せない」