2008年に自らが主催するチャリティーイベントにおいてマウンテンバイクで走行中に重傷を負ったマーク・ウェバー(レッドブル)。その際、脚に40センチにもおよぶ金属の棒を埋め込んだが、昨年12月にそれを取り除く手術を受けていた。
順調な回復を見せたウェバーは、2013年F1シーズンに向けて準備も万端なようだ。
「いまはすっかりトレーニングに戻っているよ」とウェバーは近況を語っている。
一方で、レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコがつい先日放ったウェバーへの痛烈な批判をすかさずけん制してみせた。
マルコはあからさまにウェバーのチームメートで2012年にF1ドライバーズ選手権3連覇を達成したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)をひいきにしており、ウェバーが好調を維持できないことや、プレッシャーにうまく対処できないことを公然と非難していた。
この件について聞かれたウェバーは、以下のように述べた。
「いいかい、このレベルにもなると、みんなそれぞれ独自の思惑を持っている。長いこと僕がマルコの構想の中に入っていなかったことが、今ではすっかり明白になったね」