2013年F1は、昨シーズンの20レースよりも1レース少ない19レースとなることが濃厚だと見られているが、ここへきて20番目のレースとしてポルトガルがその候補にのぼっていることが明らかとなった。さらに、復活が取りざたされていたフランスGPもまだ可能性を残しているようだ。
これは、F1最高権威であり、F1レースの興業を取り仕切っているバーニー・エクレストンが、オーストリアの『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』紙のインタビューで明らかにしたものだ。
2013年シーズンの中盤となる7月21日(日)に暫定スケジュールという形で組まれているヨーロッパでのレースについて質問されると、エクレストンは「正直に言って、わからない」としながらも、次のように続けた。
「空きとなっている日程(7月21日)については、フランスと、それに新たに建設されたアルガルベ・サーキットのあるポルトガルが興味を示している」
最終的にはニュルブルクリンクかホッケンハイムのどちらかで開催されることになるだろうと伝えられているドイツGPについて、エクレストンは「ドイツGPについては、まだ決定していない」と答えている。
さらに、オーストリアのレッドブル・リンクでF1開催のチャンスはあるかと尋ねられたエクレストンは、「(休暇を過ごしに)ここへ来られてうれしいが、ヨーロッパではすでに多くのレースがあるからね」と答えるにとどまった。