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フォース・インディア、F1チーム解散の可能性

2013年01月21日(月)8:16 am

フォース・インディアが危機に直面しており、F1チームを解散する可能性があるかもしれない。

そう指摘するのは、数年前にピレリがF1の新しいタイヤサプライヤーになると見事に言い当てた『Italiaracing(イタリアレーシング)』誌だ。

同誌は、フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤが、自身の経営する会社で「深刻な財政難」を抱えており、億万長者の地位を失ったと伝えた。

マリヤは、経営不振により現在運行を中止しているインドのキングフィッシャー航空の創始者として有名だが、この他にもユナイテッド・ブリュワリーズ社の会長を務め、F1チームのフォース・インディアも所有している。

『Italiaracing(イタリアレーシング)』誌は、F1の最高権威バーニー・エクレストンが「フォース・インディアを救済するためのプランを有効にした」と指摘している。

同誌はまた、フォース・インディアが過去にジョーダン、ミッドランド、そしてスパイカーとして名称やオーナーを変えながらF1を生き残ってきた際にチームの代表を務めていたコリン・コレスがF1に復帰する可能性にも言及している。

コレスは、まだ正式な発表はないもののF1チーム解散が間違いないとみられているHRTの代表を2011年末まで務めていた。

『Italiaracing(イタリアレーシング)』誌はさらに、ルノー(現ロータス)の元チーム代表でエクレストンの盟友でありながら、「クラッシュゲート(※)」スキャンダル以降、F1から離れているフラビオ・ブリアトーレの復帰についても言及している。

(※)クラッシュゲート事件とは、2008年のF1シンガポールGPにおいてルノーのチーム責任者であったフラビオ・ブリアトーレらが、所属していたフェ ルナンド・アロンソを有利にするため、チームメートのネルソン・ピケJr.にわざとクラッシュすることを命じ、これによってセーフティカーの導入をはかったとされる事件。

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