サーキットにいても手元のデバイスひとつでレースの国際映像やチームの無線、走行中のタイミングデータなどあらゆる情報を確認でき、究極のF1レース観戦ツールとしてファンやリポーターたちから大変重宝がられてきたFanVision(ファンビジョン/旧カンガルーTV)。このサービスが2013年のF1グランプリで利用できなくなることが明らかになった。
カンガルーTVを前身とするFanVisionは10日(木)、F1の最高権威バーニー・エクレストン率いるF1の運営会社FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)と新規契約で合意に至っていないと公表した。広報責任者が以下の声明を発表している。
「あいにくFanVisionはFOMと条件面で合意できそうもありません。非常に残念ではありますが、2013年のF1で私どものサービスがご利用できなくなることをみなさまにお伝えしなければなりません」
「弊社にとって、大きな打撃です」