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F1はやっぱりカネの力? シューマッハも認める

2013年01月04日(金)21:14 pm

F1に復帰した3年間で所属したメルセデスAMGが成功できなかったのは、財政面も理由の1つだ。昨年限りで2度目のF1引退をしたミハエル・シューマッハが語った。

メルセデスAMGは、レッドブルやフェラーリといった、ほかのF1トップチームよりも予算が少ないことを公言している。これについてシューマッハは、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へこう話した。

「それが原因の1つだよ」

「レッドブルは何年もかけてインフラを作り上げ、何かがあれば、最高な形で対処でき得る予算を持っていた」

「フェラーリでも同じだったよ」

しかし、メルセデスAMGは2013年に向けた予算増額を否定。2010年にブラウンGPを買収して発足した同チームだが、チーム別ランキングは最高4位、これまでに1勝しか記録できていない。

「心の奥底では、彼も常に勝ちたがっている」

「だが、今のわれわれが歩んでいる進化の過程についても理解する必要がある」とメルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンは語る。

昨年にメルセデスAMGで代表権のない会長に就任したニキ・ラウダも、ブラウンの意見に賛成し、「実現できないことを約束するよりも、冷静な状況分析を私は好む」とコメントした。

その一方で、チーム発足時から所属しているドライバーのニコ・ロズベルグは、着実な進歩を感じているようだ。

「今チームのファクトリーを歩いてみれば、3年前からとてつもなく進歩したことを見て取れるよ」とロズベルグは語った。

今季のメルセデスAMGはロズベルグが残留し、マクラーレンからルイス・ハミルトンが移籍している。

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