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2013年F1ドイツGPに残された可能性

財政難から2013年のF1グランプリ開催が危ぶまれているドイツのニュルブルクリンクだが、まだ開催への道は閉ざされていない。

ドイツGPはニュルブルクリンクとホッケンハイムリンクで隔年開催されており、2013年はニュルブルクリンクでレースが行われる番だ。しかし、先日もニュルブルクリンクの関係者がレース開催の可能性がほとんどないことを明かしていた。

だが、『SID通信』によると、2013年ドイツGP開催に向けてF1の最高権威バーニー・エクレストンと交渉する権利を有しているのはニュルブルクリンクなのだという。

ニュルブルクリンクのマネジングディレクターを務めるトマス・シュミットはこう話している。「バーニー・エクレストンとの話し合いを進めていかなければならない」

ドイツGPは3年連続F1ワールドチャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテル（レッドブル）の母国グランプリ。ニュルブルクリンクの代替開催地候補に挙がっていたホッケンハイムリンク側も、グランプリ開催まで1年を切った中での準備は難しいとの見解を示しており、来シーズンにベッテルが母国グランプリを迎えられるかどうか、話し合いの行方が注目される。