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F1チームランキング、2位と3位の賞金差8億円以上

2012年11月22日(木)15:32 pm

F1アブダビGPで2012年のF1ドライバーチャンピオン候補がセバスチャン・ベッテル(レッドブル)とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の2名にしぼられたのに続き、F1アメリカGPでレッドブルの3年連続コンストラクター選手権制覇が確定した。これにより、マクラーレンが2012年のチャンピオンになる可能性はついえてしまった。

イギリスのウォーキングに拠点を置くこのチームの前チーム代表ロン・デニスはかつて、2番手は「敗者のトップ」だという考えをもつことで知られていた。しかし、ジェンソン・バトン(マクラーレン)は、チャンピオンを逃してもチームが選手権2位になるチャンスは残されている、と前向きな発言を残した。

チーム同士で年間獲得ポイントを争うコンストラクターズ選手権の覇者はレッドブルに決まったが、2位争いは最終戦ブラジルGP(25日決勝)まで続く。そして、暫定2位のフェラーリと3位のマクラーレンの差はわずか14ポイントだ。

F1では、運営側とチームが結ぶコンコルド協定に基づいて、コンストラクターズ選手権の順位に応じた分配金が事実上の賞金として支払われる。イギリス紙『Sun(サン)』は、2位と3位の分配金には1,000万ドル(約8億1,880万円)の差があると報じている。

これについてバトンは次のように話した。「コンストラクターズ選手権に優勝すると多額の分配金が入るから、僕にとってこのタイトルは大きな意味があるんだ」

「2位になるチャンスはあると思うけれど、(F1ブラジルGPを)完ぺきな形で終えなければならないね」

「それに、フェラーリよりもひとつ上の順位になれるのはうれしいことさ。僕らはフェラーリよりも上でシーズンを終えたい」

「マクラーレンは力のあるチームだ。レッドブルに勝つことはできなかったけれど、フェラーリには勝てるチャンスがあるから、それが僕たちの目標だね」

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