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マッサ「トップ争いに加わりたい」

2012年11月16日(金)23:38 pm

フェラーリのフェリペ・マッサが、テキサス州オースティンに新しく完成したサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われるF1アメリカGP(11月18日決勝)に向けて意気込みを語った。

フェリペ・マッサ
「もしタイトルについてフェルナンド(アロンソ/チームメート)かベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)に賭けなきゃいけないとしたら? そうだな、フェルナンドに賭けるよ…。その方が確率が低くて、たくさん配当金が入るかもしれないからね! でも、100ユーロ(約1万円)以上掛けようとは思わないね」

「常にチームに迷惑を掛けないように気をつけなければいけない。例えば、1コーナーへの飛び込みでフェルナンドの横に並ぶような位置になったら、当然邪魔になるようなことはしないよ」

「それは、フェルナンドがタイトル争いをしているからだけじゃなくて、僕たちはコンストラクターズ選手権(チームランキング)も狙っているからだよ。僕たちにとっては大事なことだ。たとえもう1位が難しくて2位のまま終わる可能性のほうが高いとしてもね。それがチームの状況だ」

「でも僕自身は、もちろんトップ争いに加わりたいよ。可能な限りたくさんのポイントを狙いたい。たとえトップ争いができたとしても、タイトル争いをしているわけじゃないけれど、ポイントをたくさん取ることは大事なんだ。明日は、マシンに新しいパーツを付けるけれど、週末の残りでも使えるくらいうまく機能するのがどれなのかを見極める必要があるよ」

マッサは、最終戦ブラジルGP(25日決勝)が行われるインテルラゴス・サーキットまでタイトル争いが持ち込まれた場合、いかに難しい状況が待っているかを誰よりもよく知っている。

2008年のブラジルGPでマッサは優勝を果たし、一時はタイトルを獲得したかと思われたが、終盤に降り始めた雨のために最終コーナーでルイス・ハミルトン(マクラーレン)が順位を上げてタイトルを奪われるという経験をしているためだ。ブラジルではどこよりも結果の分からないバトルになる可能性があるのではないかと指摘されると、マッサはこう答えた。

「ただ、こういう場合もあるよ。インテルラゴスで最前列からスタートしたドライバーがそのまま優勝したことも何度かあるんだ」

「でも、複雑なレースになったこともある。僕がハミルトンとタイトル争いをした年みたいにね。スタートで雨が降り、それから中盤と終盤にまた降った。こういうことがあると波乱も生まれる。インテルラゴスでの最終戦は、面白いレースになることが多かった。キミ(ライコネン/ロータス)がポイントでかなり離されていたのにチャンピオンになった時もそうだ。だから、ここでいいレースをすることが大事なんだ。そうすれば、より高い確率を残してブラジルに臨むことができる」

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