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ホッケンハイム市長、2013年のF1ドイツ開催は「問題山積み」

2012年11月16日(金)18:45 pm

ここ数年はホッケンハイムリンクとニュルブルクリンクで隔年交互開催されてきたF1ドイツGPだが、2013年のF1開催カレンダーからその名前が消えてしまうかもしれない。

9月末にF1の統括団体FIA(世界自動車連盟)が発表した2013年F1開催カレンダーの暫定版で、F1ドイツGPはシーズン中盤の7月14日に開催を予定していた。2012年のドイツGPはホッケンハイムリンクで開催されたため、来年はニュルブルクリンクで開催されるはずだ。しかしニュルブルクリンク側は今週、財政難により来年のグランプリ開催は絶望的との考えを明かしていた。

当初は、ニュルブルクリンクに代わってホッケンハイムでドイツGPを開催すると見られており、ホッケンハイムの関係者とF1の最高権威バーニー・エクレストンと実際に交渉を重ねていた。

しかし、ホッケンハイム市のディーター・グンマー市長は『DPA通信』に消極的なコメントをしている。「エクレストン氏とは定期的に連絡をとっているが、それがそのまま(ホッケンハイムでの)2013年のF1ドイツGP開催につながるわけではない」

「F1ドイツGP開催が決まる前に(ホッケンハイムが)交渉のテーブルにつく準備はあるが、なによりもまず、ニュルブルクリンクでのF1ドイツGP開催が最優先だ」

さらに、通常、その年のグランプリ開催が終わると同時に翌年のグランプリに向けた準備を開始するため、ホッケンハイムでの2013年F1ドイツGP開催は「間違いなく、問題が山積み」ともグンマー市長は話している。

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