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F1第17戦インドGP予選、詳細レポート

2012年10月27日(土)19:08 pm

2012年F1第17戦インドGPが10月27日(土)、ブッダ・インターナショナル・サーキット(1周/5.125km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間17時30分)から行われた予選で、1分25秒283でセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がポールポジションを獲得した。

セッション開始時の天候は晴れ。気温30℃。路面温度は38℃。予選Q1は20分間で戦われ、18番手から24番手のドライバーがここで予選を終える。タイヤはハード(プライム:ハード側)とソフト(オプション:ソフト側)の2種類。地元チームのフォース・インディア、ポール・ディ・レスタ (フォース・インディア)がコースに一番乗り、1分28秒786をマーク。すぐさまセルジオ・ペレス(ザウバー)が1分28秒282、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)が1分27秒766で塗りかえた。

レッドブルは、ベッテルが最初のアタックであっさり1分26秒621をマーク、トップに浮上。チームメートのマーク・ウェバーは1分26秒771で3番手。残り3分、トロ・ロッソ、メルセデスAMGらがソフトに履き替えて2回目のアタック。ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)1分27秒525、ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)は1分27秒006で12番手。小林可夢偉(ザウバー)は1分27秒517の17番手でギリギリQ1通過だ。Q1で予選を終えた18番手から24番手は以下のとおり。

18番手ベルニュ、19番手1分28秒756でビタリー・ペトロフ(ケーターハム)、20番手1分29秒500でヘイキ・コバライネン(ケーターハム)、21番手は1分29秒613でティモ・グロック(マルシャ)、22番手1分30秒592でペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)、23番手は地元のヒーロー、ナレイン・カーティケヤン(HRT)。1分30秒593と、チームメートにわずか1000分の1秒届かなかった。最下位の24番手は1分30秒662でシャルル・ピック(マルシャ)だった。

Q1のトップ5は、ベッテル、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、ハミルトン、バトン、キミ・ライコネン(ロータス)の順だった。

予選Q2は15分間の戦いになり、11番手から17番手がここで脱落する。真っ先にコースインしたのは可夢偉だ。タイヤはソフト。コーナーで細かなステアリング操作を繰り返しながら1分27秒219をマーク。上位チームではベッテルが最初のアタックで1分25秒435をたたき出してトップ。ウェバーが1分25秒749で2番手。ロズベルグが1分25秒976で3番手に滑りこむ。

残り5分、ここまでタイムを出していなかったバトンが1分26秒340、次いで1分25秒467を出して2番手。残り2分、1分26秒477でペレスが8番手。これを1分26秒136でロメ・グロジャン(ロータス)が上回って7番手に。しかし、キミ・ライコネン(ロータス)が1分26秒264から1分26秒101にタイムを伸ばしてグロジャンを上回った。チェッカーフラッグが提示されると、マルドナードがこん身のアタックで1分25秒983で7番手、次いでペレスが1分26秒076を記録して8番手、マッサが1分26秒111で9番手に滑りこむ。これでグロジャンは圏外に落ちた。Q2で予選を終えた11番手から17番手は以下のとおり。

11番手グロジャン、12番手ヒュルケンベルグ、13番手セナ、14番手ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、15番手リチャルド、16番手ディ・レスタ、17番手に可夢偉。可夢偉は最初のアタックで出したタイムを上回れなかった。

Q2のトップ5は、ベッテル、バトン、ウェバー、ハミルトン、アロンソだった。

予選Q3は10分間の戦いになり、ここでポールポジションが決まる。

最初のアタックを見せたのはハミルトンだったが途中でミスがあり、翌周に仕切り直し。後続のアロンソが1分25秒773で、まずはトップ。ハミルトン再度のアタックは、1分26秒007。次いでウェバーが1分25秒327でトップを奪取。ベッテルは最初のアタックでハーフスピンを喫し、ピットで新品のソフトに履き替えて一からやり直しだ。

遅めのアタックを仕掛けたバトン、1分25秒763で2番手。そして、残り1分半のところでベッテルが1分25秒283を決め、暫定ポールのタイム。ロズベルグはピットから動かない。決勝でタイヤの自由選択に賭けるようだ。Q3残り30秒を切ったところでアロンソが最後のアタック、しかし自身のベストを上回れず。後ろを走るマッサが1分25秒857で6番手に。ハミルトン、1分25秒544で3番手。ウェバーは最終周の途中でタイムアップをあきらめた。Q3の結果は以下のとおり。

1番手ベッテル、2番手ウェバー、3番手ハミルトン、4番手バトン、5番手アロンソ、6番手マッサ、7番手ライコネン、8番手ペレス、9番手マルドナード、10番手ロズベルグ。

予選はレッドブルが1列目を抑えた。アロンソはマクラーレン勢の後方となる5番手スタートと、ベッテルを追うには厳しいレースの滑り出しとなりそうだ。

決勝は日本時間の28日(日)午後6時30分にスタートの予定となっている。

【結果】F1第17戦インドGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第17戦インドGP予選の結果

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