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メルセデスAMGに人事改革を求める元F1ドライバー

2012年10月11日(木)18:11 pm

元F1ドライバーで現在はルクセンブルクのメディア『RTL』のコメンテーターを務めるクリスチャン・ダナーが、ニキ・ラウダに対してメルセデスAMGの人事改革を勧めている。

先日メルセデスAMGの非常勤取締役に就任することが発表された、元F1ドライバーで王者のニキ・ラウダ。ドイツ国籍の企業とイギリスに本拠地を置くレーシングチームの橋渡し役になりたいとの言葉通り、F1チームと運営団体などが結ぶ新コンコルド協定締結の交渉を取り仕切ったり、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)をチームに引き込んだりと、精力的な活動を行う毎日だ。

そんな中、ダナーがメルセデスAMGのチームスタッフの刷新を提案した。ドイツ紙『Bild(ビルト)』上に、ダナーの手厳しい言葉が掲載されている。

「このマシンを作り上げたスタッフを全員解雇すべきだ」

「トロ・ロッソと同等の速さのマシンであることを証明するために9か月間も世界中を旅して回っているなんて、誰が信じられるだろうか」

それに加えて、この状況を立て直すのがラウダの役目であると主張するダナーはこう続けた。

「彼は次の決定を下す立場にある。そしてその決定とは、主として人事に関係するものとなるだろう」

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