ロータスが今週末のF1韓国GPで、コアンダ排気と呼ばれる排気システムを投入する。『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えた。
コアンダ排気とは、空気や水が触れた物体に沿って流れるというコアンダ効果と呼ばれる現象を利用し、低速時の加速性能を向上させる手法だ。ロータスの技術責任者ジェームス・アリソンも次のように認めた。
「E20(ロータスの2012年型車)の開発に乗り出して以来、一貫してコアンダ排気の実験を風洞で行ってきた」
「その効果は現在われわれが使用しているものよりも高く、これを導入する必要があることは明らかだった」