FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦が富士スピードウェイで、10月12日(金)から開幕する。OAKレーシングから佐藤琢磨の参戦が決まっている。
WECのレースを今週末に控えた琢磨は次のように意気込みを語っている。
佐藤琢磨
「マニ-クールでのシェイクダウンテストを成功裏に終え、OAKレーシングとともに日本のレースに挑むことを楽しみにしています。限られた時間のなかで、チームは最大限の準備を行ってくれたと信じていますし、チームの働き振りにはとてもポジティブな印象を持っています」
「エンジニアによれば、マシンはテストで素晴らしいパフォーマンスを発揮し、そのことに満足しているようなので、富士でもコンペティティブになれると信じています。ファンにとってもWECにとっても、富士のレースはエキサイティングで興味深いものとなるでしょう」
「富士は、世界中のパーマネントサーキットの中でももっとも長いストレートを持っているだけでなく、大変難しいテクニカルセクションもあるので、そのふたつを上手にバランスさせるセットアップが求められます。この点、マニ-クールでテストした空力パッケージが良好なスピードをもたらしてくれることを期待しています。新しい挑戦をする準備は整っており、チームとともに仕事ができること、そして熱心な日本のファンに会えることを楽しみにしています」
12日(金)に2回の練習走行があり、13日(土)14時から予選が始まる。そして、14日(日)11時から6時間耐久レースがスタートする。
(佐藤琢磨のコメントは、OAKレーシングのプレスリリースより抜粋)