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佐藤琢磨、WEC富士戦と上海戦に参戦決定

2012年09月28日(金)20:02 pm

28日(木)佐藤琢磨が、OAKレーシングが走らせるスポーツプロトタイプカーを駆って10月にアジア圏内で開催されるFIA世界耐久選手権シリーズ(WEC)に出場することを発表した。スポーツカーレースデビューを飾ることになった。

琢磨は、オンローク・オートモーティブが設計と製作を担当したシャシーにHPDのAR6 LMV8エンジンを搭載した#15 OAK/ペスカローロ LMP1を駆り、WECの終盤2戦(10月13~14日/富士、10月27~28日/上海)に出場する。

チームはエンジンをホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)製にスイッチし、LMP1クラスへの復帰を果たす。チームからLMP1に参戦していたドライバーのベルトラン・バゲッティとドミニク・クライハマーも、今回初参戦の琢磨とともにアジアで開催されるレースに出場する。ふたりは、イギリス、ブラジル、バーレーンで開催されたレースでは#35 モーガン2012 LMP2を駆った。

昨日、琢磨はフランスのマニクールでマシーンのシェイクダウンを行った。新しいHPD製エンジン、そしてOAK製LPM1シャシーにとっても、これが初の走行となった。走行は本日も続けられる予定で、琢磨にとってはマシーンを習熟するチャンスとなる。

OAKレーシングのスタッフは、その大半が今週末バーレーンで開催される6時間レース出場のため中東に滞在中だが、LMP1を走らせるチームはフランスに留まって新しいパッケージの評価を行うとともに、長いストレートを持つ富士にあわせた空力セットアップの最適化を行っている。その後、10月10日に富士で予定されているテストセッションにあわせて日本に向かう。

(OAKレーシングのプレスリリースより抜粋)

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