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サーキット・オブ・ジ・アメリカズにゴーサイン

F1グランプリでペナルティー等の裁定の権限をもち、開催地となるサーキットの承認も担当しているチャーリー・ホワイティングが、今年11月のF1開催に向けて工事が続いているアメリカのテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズに、ついにゴーサインを出した。ホワイティングのこのサーキット訪問は、25日（火）にすでに報じられていた。

「私が確認した限り、すべてが最高級だね。前回の訪問時からの進歩は目を見張るほどだ」とのホワイティングの言葉を、『Austin American Statesman（オースティン・アメリカン・ステイツマン）』紙が伝えている。

さらに、このサーキットへのF1界の反応については「きっとみんな、ものすごく驚くだろうね」とホワイティングは太鼓判を押している。

コース全体の最終視察は、レース開催直前の11月12日（月）に行われる。

「現時点で完ぺきに準備を整えている必要はない。しかし、（グランプリ開催までには）なんの問題もなく準備万端、整うだろう」

アメリカGPの滞りない開催に自信を見せたホワイティングが、オースティンのサーキットでもっとも特徴的だと語ったのは、登り坂から入る鋭角のターン1の設計だ。

「これを形容する言葉は、“すごい”しか思いつかないよ。ドライバーもチームも、初めてここに来たら同じことを言うだろうね」