テニスで行われているような“グランドスラム”大会が、近い将来、F1にも生まれるかもしれない。
F1の最高権威バーニー・エクレストンは、ロンドンオリンピックが生んだ“熱狂”にいたく感銘を受けたようだ。
「棒高跳びや走り幅跳びといった競技を観戦することはおそらくもうないだろう。しかし、オリンピックでは観たんだ」
「F1にはこのような熱狂的な時がない」とエクレストンは語る。
『Financial Times Deutschland(フィナンシャル・タイムズ・ドイチュラント)』にそう明かしたエクレストンには、「一発勝負の5戦」案があるようで、それは「テニスのグランドスラム」に似ているらしい。
「4年に1度だけ行うようにすれば、それはオリンピックのような熱狂を呼ぶのではないか」と、81歳のエクレストンは目を輝かせて語っていた。