マクラーレンのジェンソン・バトンが、マリーナ・ベイ・サーキットで行われるシンガポールGP(9月23日決勝)に向けて意気込みを語った。
ジェンソン・バトン
「モンツァ(イタリアGP)で完走できなかったことをいつまでも考えているつもりはないよ。チームの1-2フィニッシュに貢献できなかったことは残念だったけれど、こういうこともあるさ。それよりも、大きくタイプの違うサーキットで力を発揮できたことで手応えを感じた。できれば、この勢いをシンガポールGPでも発揮したいね」
「マリーナ・ベイのサーキットは独特だよ。ものすごく速い直線がいくつかあるけれど、コーナーはだいたい2速か3速なんだ。だから、最高のセットアップを見つけないといけない。特に、ターン7手前の直線の最後のところは追い抜きポイントだから、ここでスピードを出せるセッティングが必要なんだ。それに、この個所はDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)ゾーンの最終区間でもあるから、最高の追い抜きポイントなんだよ」
「すべての周回が素晴らしい挑戦なんだ。去年のシンガポールでのレースも楽しかった。僕のクルマは完ぺきに調整されていて、レース終盤にはセバスチャン(ベッテル/レッドブル)を追い回すことができた。今年も、できれば前方で戦えるようなパッケージに仕上がっていることを願うよ」