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ピケに蹴られたサラザール、F1ベルギーGPで大忙し

2012年09月03日(月)21:29 pm

先週末のF1ベルギーGPでは、エリセオ・サラザールが元ドライバー代表としてスチュワード(レース競技委員)を務めた。

サラザールはチリ人で現在57歳、スチュワードを務めたのは今回が初めて。1981年から1983年まで小規模チームでF1に参戦した。その後、インディ500、ル・マン24時間、デイトナ24時間、ダカール・ラリー、世界ラリー選手権(WRC)などに参戦している。

しかし、サラザールの最も有名なエピソードといえば、1982年ドイツGPでのネルソン・ピケとの接触だろう。この事故直後サラザールは、激怒したピケに詰め寄られてパンチとキックを浴びせられ、その様子はテレビで放送された。ピケは3度F1チャンピオンになっている。

そして今年のベルギーGPでは、スタート直後に多重クラッシュが発生し、原因を作ったロメ・グロジャン(ロータス)に約500万円の罰金が科されたほか、1レース出場停止に。フライングと他車との接触でパストール・マルドナード(ウィリアムズ)が2重のグリッド降格を受けた。ほかにもスチュワードの審議対象になる事案が多く、サラザールにとっては忙しい1日になった。

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