最近のうわさでは、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグも2013年シーズンにフェリペ・マッサの後任としてフェラーリへ移籍するドライバー候補のひとりにあげられている。
2010年にウィリアムズからF1デビューを飾ったヒュルケンベルグだが、2011年シーズンはフォース・インディアのリザーブドライバーとなり、レースに出走する機会はなかった。だが、レギュラードライバーとしてシートを得た今年は序盤こそやや苦しんだものの、ここ数戦においては印象的な走りを見せている。
そのヒュルケンベルグが、今週末にひかえたベルギーGPを前に、次のように語った。
「(序盤に苦戦した状況は)もう変わって、今ではとてもいい感じだよ」
さらに、来季は苦戦が続くマッサに代わってフェラーリでフェルナンド・アロンソのチームメートに抜擢される可能性があるとの報道について、ヒュルケンベルグは『SID通信』に次のように述べている。
「それはまったく推測にしか過ぎないし、僕が自分で言ったわけじゃないからね」
「記事によく書いてもらうのはうれしいものさ。でも、僕は自分の仕事に集中するだけだよ」