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ボッタス、ウィリアムズからのレースデビューは「理想的」

2012年08月19日(日)23:37 pm

現在ウィリアムズのリザーブドライバーで、グランプリ中は金曜日のフリー走行1回目を担当しているバルテリ・ボッタスが、ウィリアムズで正ドライバーになれれば、それは「理想的」と認めた。

若きフィンランド人ドライバーのボッタスは、来年正ドライバーへステップアップし、念願のF1デビューを飾るだろうと期待されている。現在はF1のみに集中しているボッタスだが、F1の下位カテゴリーGP3の現チャンピオンであり、ウィリアムズの株主で先月新たに常勤役員へ昇格したトト・ヴォルフがマネジャーを務めている。

フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は、「次なるステップもウィリアムズ内でできたら“理想的だろう”」と話すボッタスのコメントを紹介した。

ボッタスはまた、「チームのスタッフ、それにフランク・ウィリアムズ(チーム代表)と働くのが好き」とも語っている。

「ウィリアムズには偉大な歴史がある。このチームに加わって3年目になる今、チームと溶け込んでいるから、ここに残れたら最高だと思う」

「ウィリアムズとは長いキャリアを望んでいる」とボッタスは加えた。

グランプリ中の金曜日に行われるフリー走行1回目で、ボッタスはいつもチームの正ドライバーであるブルーノ・セナの代わりを務めている。

しかし、セナの強みはチームにとって重要な資金源となるスポンサー力があることだ。今後どうなるか知るには時期尚早であるとボッタスは強調する。

「どのようなチャンスがあるかなんてまだわからない。まだ早すぎるよ。やっとシーズンの半分が終わったところだし、チームにもまだ考える時間がたくさん残されている」

「僕が言えるのは、何が起きても不思議ではないということ」とボッタスは結んだ。

ヴォルフは先日、「ドライバーの選択はF1で成功する上で“極めて重要な要素”」と発言している。

「要は、ドライバーを育て、自分達のクルマに適しているドライバーをチームにとどめるということ。これはいいマシンを作り上げ、よいエンジンを得るのと同じくらい骨の折れる作業さ」とヴォルフは述べていた。

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