今年のF1アメリカGP開催地であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで路面の舗装が開始された。
テキサスのオースティンに位置するこのサーキットを訪れ、作業の進ちょく状況を確認したのは、ケーターハムのテストドライバーを務めるアレキサンダー・ロッシ。オースティンの地元局『YNN』の取材に対して、ロッシは以下のようにコメントしている。
「本当に驚いたよ」
「新聞でその一部を見たことしかなかったから、(サーキットを目にしたときの)深い感動は何とも表現しがたいものだった。でも実際にはもう走れそうだし、サーキットの流れやリズムも感じ取ることができる。中でもターン1は見ものだね」
サーキットのスポークスマンを務めるジュリー・ロワグノンによれば、11月18日に決勝が行われるF1アメリカGPへと向けて、サーキットの工事は「計画通り」に進んでいるそうだ。
「舗装段階に入っています」とロワグノンは話している。
また、舗装面を均一にするため、全長5.5kmのコースを3台の路面舗装機がそれぞれ3周しているという。
「この工事の結果、F1レースを開催できるグレード1のサーキットとなるでしょう」とロワグノンは加えた。