シンガポールでは、11日(水)になっても契約延長へ向けての交渉が続いており、主催者側はまだ契約が締結していないと話している。
10日(火)には、シンガポール政府が主催者の『シンガポールGP(SGP)』社に対し、「経済的に継続可能」でない限りは契約の延長はしないと通達したことが分かった。
F1の最高権威であるバーニー・エクレストンは11日、それまで新しい5年契約の障害となっていた懸案がなくなったと発表した。
しかし、SGPはこの流れに急ブレーキをかける形で、エクレストンの申し出は「5年の契約延長」には「不十分」であると声明で主張している。
そして「われわれは全ての関係者にとって有益な結果に達せると希望をまだ持っている」と加えた。