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F1でタイヤウォーマーの使用禁止を検討中

F1でタイヤを温めるタイヤウォーマーの使用禁止が検討されている。ドイツの『Motorsport Magazin（モートアシュポルト・マガツィン）』誌が伝えた。

記者のカースティン・ハーゼンビヒラーによると、F1の経費削減策の一環として、タイヤウォーマーの使用を2013年から禁止する案が可能性として議論されているという。

F1チームとF1の統括団体FIA（国際自動車連盟）は、「現在、経費をできる限り抑えることを目的に、ルール見直しの協議を行っている」と記者は書いている。

タイヤウォーマーの禁止は数年前にも検討されたが、安全面を考慮して見送られた。

禁止された場合、タイヤウォーマー自体にかかる経費と、その輸送コストを削減することができる。

F1にタイヤを供給するピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは、禁止を「受け入れる」としながらも、その場合、タイヤの「構造を根本的に見直す必要が出てくる」とも話し、従って実施までに2年は必要だと述べた。

ヘンベリーは、2013年に関して雨用のウエットタイヤへの禁止なら可能だろうと述べ、すべてのタイヤへの使用禁止は2014年からにすることを提案している。