2012年F1第7戦カナダGPが6月10日(日)、ジル・ビルヌーブ・サーキット(1周/4.361km)で3日目を迎え、現地時間14時(日本時間27時)から行われた決勝でルイス・ハミルトン(マクラーレン)が今季初優勝。7戦目にして今季7人目の勝者が生まれた。
予選トップ3のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が優勝を争ったカナダGP。2番手スタートのハミルトンがピットストップで首位に立つと、ベッテルとアロンソはピットストップを1回のみにする作戦で対抗。しかし、ベッテルとアロンソはレース終盤に大きくペースが落ち、ハミルトンが再びトップへ。ハミルトンはそのままトップでゴールして今季初優勝を果たした。
11番手からスタートした小林可夢偉(ザウバー)は、1回のみのタイヤ交換で2つ順位を上げて9位でゴールしている。
2位から10位までの結果は次のとおり。
2位ロメ・グロジャン(ロータス)、3位セルジオ・ペレス(ザウバー)、4位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、5位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、6位ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、7位マーク・ウェバー(レッドブル)、8位キミ・ライコネン(ロータス)、8位キミ・ライコネン(ロータス)、9位小林可夢偉(ザウバー)、10位フェリペ・マッサ(フェラーリ)までがポイントを獲得した。
このレースのファステストラップは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が最終周の70周目に記録した1分15秒752だった。
カナダでの戦いを終えたF1は、再びヨーロッパへ戦いの場を移す。第8戦ヨーロッパGPは、22日(金)現地時間10時(日本時間17時)に開幕。決勝は24日(日)現地時間14時(日本時間21時)にスタートする。