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セバスチャン・ベッテルはフェラーリのオファーを断るべきだと元F1ドライバー

2012年05月29日(火)22:36 pm

マーク・ウェバー(レッドブル)のフェラーリ移籍のうわさがあるものの、ウェバー自身が否定している。同郷の元F1ドライバー、アラン・ジョーンズがウェバーにフェラーリ移籍を勧める中、チームメートであるセバスチャン・ベッテル(レッドブル)についてもフェラーリへの移籍のうわさがささやかれている。

今週、イギリスの新聞がすでにベッテルがフェラーリと2014年に移籍をするという仮契約を結んでいるとの報道を行ったが、ベッテル自身はそれを否定し、オーストリアの『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』に笑いながら次のように話している。

「僕自身が何にも知らないのに、どうしてそんな話になるんだろうね?」

しかし、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは『Bild(ビルト)』紙に対して、現在のベッテルとの契約には免責条項が盛り込まれているため、「2013年は確定している」ものの、少なくとも2014年以降は理論的にはベッテルの移籍が可能となることを認めて次のように語っている。

「2014年については、彼との契約の中にパフォーマンスに関する条項があるんだ。彼自身についても、チームについてもね」

一方で、やはり元F1ドライバーであり、現在はドイツのテレビ局で解説者を務めるクリスチャン・ダナーは、ベッテルは名門チームであるフェラーリからの魅力的な誘いを断るべきだと、次のように述べている。

「アロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)がいる間は、(移籍するのは)自ら墓穴を掘るようなものだ」

また、かつて3度F1チャンピオンに輝いた実績をもつ元フェラーリドライバーのニキ・ラウダも次のようにコメントしている。

「ベッテルは慌てる必要はないよ」

「2014年にフェラーリがどんな状態になっているかなんて誰にも予測できないからね」

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