スペインGPの決勝後、ピットの火災に見舞われたウィリアムズが、ライバルチームの協力に感謝した。
スペインGPで2004年以来となる優勝を果たしたウィリアムズはレース後、勝利を祝っており、チーム代表フランク・ウィリアムズがスピーチしている際に爆発があり、火災に発展したという。
その際、ウィリアムズのスタッフだけではなく、多くのチームが消火活動に協力。チームの垣根を越えて各チームのスタッフが消火活動にあたる様子が画像や動画で報じられている。
これを受けて、ウィリアムズのチーフオペレーションズエンジニアであるマーク・ジランは、『Autosport(オートスポーツ)』を通じて次のようにライバルチームへ感謝した。
「ウィリアムズを代表して、火災の際に手を貸してくれた他チームの全スタッフに感謝したい」
「彼らの支援には胸を打たれた。とても印象的なものだった」
「ウィリアムズは、各チーム、FIA(国際自動車連盟/F1統括団体)、FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント/F1運営会社)ほか、支援してくれた全員に感謝する」
「素晴らしい結果を残した後に起きてしまったことは非常に残念だが、われわれのチームと支援してくれた皆さんによる迅速な対応によって、被害は抑えられた」