トロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュは、バルセロナのカタルーニャ・サーキットで開催されたスペインGP決勝を14番手からスタートし、12位になった。
ジャン・エリック・ベルニュ
「本当にいいスタートを決められたよ。数周のうちに10番手くらいまで順位を上げた。早めにピットインしてあと何台かを追い抜こうと決めて、10周目には8番手でコースに復帰したんだ。でもそうしたらポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)の後ろで少しつかえてしまった」
「2度目のピットインで新しいプライム(ハード側タイヤ)に交換したとき、ピットストップの間にディ・レスタを追い抜きたかったんだけど、ピット作業があまり速くなかったので残念ながらそれがうまくいかず、フォース・インディアの前に出ることはできなかった」
「終盤にかけて、最後のストップとなる3回目のピットインでまたプライムをはいたんだけど、やはりそこでもかなりのタイムを失ってしまったよ。僕は前にいたダニエル(リチャルド/チームメート)よりも速かったけれど、彼を抜くのにかなり時間がかかってしまったんだ。そのあとはマーク・ウェバー(レッドブル)とニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)をとらえようとしたけれど、そのときにはもうタイヤの性能がかなり低下してしまっていた」
「全体的には残念なレースだった。今日はポイントを取れる可能性があると思っていたけれど、いろんな条件が重なってうまくいかなかったからね」