ベルギーのゾルダー・サーキットで22日(日)、FIA GT1世界選手権の第2戦が行われ、マット・ハリデー/マイク・パリシィ組の9号車ポルシェ911 GT3Rが優勝した。
予選でポールポジションを獲得していた9号車ポルシェだが、ウエットから徐々に路面が乾いていく難しいコンディションとなった予選レースを制したのはミハエル・バルテルス/イェルマー・ブールマン組の18号車BMW E89 Z4。9号車ポルシェは3位に入っていた。
そして迎えた決勝レース、前日の予選レースに続いて徐々に路面が乾いていくコンディションの中、ピットストップで順位を上げてトップに立った9号車ポルシェが優勝。18号車BMWが2位に入り、3位には3号車フェラーリ458イタリアGT3が入った。
この結果、ドライバーズ選手権では、開幕戦に優勝した32号車アウディR8 LMSのローレンス・バンスール/ステファン・オルテリ組が首位のまま。チーム部門のランキングでも、ベルギー・アウディ・クラブ・チームWRTが首位の座を守っている。
FIA GT1第2戦ゾルダー予選レース
FIA GT1第2戦ゾルダー決勝レース