マクラーレンのジェンソン・バトンは、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたバーレーンGP決勝を4番手からスタートしたものの、トラブルのためクルマを止めた。しかし、18位完走扱いになっている。
ジェンソン・バトン
「今日はマシンバランスがあまり良くなくて、レースの間中ずっとオーバーステア(クルマが曲がり過ぎてスピンしやすい状態)に悩まされていたんだ。実際、レースを通じて、フロントウイングの角度を下げ続けていったんだ」
「最後のピットストップからゴールまでの周回数は多かったけど、もしもトラブルがなければ、終盤にはかなり面白いことになっていたんじゃないかな。最後のピットストップ直後から攻めているドライバーもいたけど、僕の方はタイヤをいたわりながらレースをしていたからね」
「残り5周になって、ようやく僕は攻め始め、ポール(ディ・レスタ/フォース・インディア)とニコ(ロズベルグ/メルセデスAMG)に追いついた。でも(53周目に)最終コーナーでブレーキを踏んだとき、マシンの右フロント部分が宙に浮いたんだ。(左リアの)パンクだと分かったよ。すぐに無線で連絡して、ピットに入った」
「最後の数周、マシンはかなりの異音がしていた。最初は排気系統のトラブル、そしてパンクして、さらにデフのトラブルだよ。もうリタイアするしかなかった」
「僕たちにとって、今週末はかなり厳しいものとなってしまったね」