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レッドブル、F1中国GPフリー走行で2種類のクルマを比較

レッドブルは今週末に開催される中国GP（15日決勝）のフリー走行で、2種類のクルマを走らせる。

2011年シーズンを圧倒的な速さで席巻して2年連続のドライバーズタイトル獲得を果たしたセバスチャン・ベッテル（レッドブル）だが、2012年シーズンは満足のいくスタートを切れていない。だが、レッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューイは、中国GPのフリー走行で2種類のクルマを走らせると明かした。

「マーク（ウェバー／レッドブル）はマレーシアGPで採用したセットアップの発展版をテストする。一方でセバスチャンは、シーズン開幕前の仕様で走ることになる。こうすることで結果を比較することができる」とニューイは『corridadeformula1.com』に語っている。

現時点のドライバーズランキングで6位に沈んでいるベッテルは、マクラーレンこそ「倒すべきチーム」だと話していた。しかしマクラーレンのルイス・ハミルトンは、「まだ今シーズンの勢力図がハッキリしたとは思っていない」と慎重な姿勢を崩さない。

ベッテルも「最初の2レースはものすごい接近戦だったから、正しい勢力図はまだ明確になっていないと思う」とハミルトンの意見に賛成している。

『Autosport（オートスポーツ）』によると、ベッテルは旧式の排気レイアウトで中国GPのフリー走行を走るようだ。