マクラーレンのルイス・ハミルトンは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシアGP決勝をポールポジションからスタートして3位になった。
ルイス・ハミルトン
「難しくも面白いレースだった。まず、フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)とセルジオ(ペレス/サウバー)にお祝いを言いたい。彼らは素晴らしいレースを展開して、最高の仕事をしたんだ」
「本当に波乱に満ちたレースだったね。エクストリームウエットタイヤ(路面の水量が多いとき向け雨用タイヤ)からインターミディエイトタイヤ(水量が少ないとき向け雨用タイヤ)に交換する最適なタイミングを判断するのは難しかった。僕たちのタイミングは少し遅すぎたようだけど、時にはそういうこともあるさ」
「今日は完ぺきではなかったけれど、スリックタイヤ(ドライタイヤ)に交換するのはリスクを伴うものだし、ほかのチームが交換するタイミングが僕たちよりも少し早かったということだ。でも、いい週末だったと思うし不満はないよ。今季の目標は安定した走りを見せることなんだ。(デビューした)2007年にはできたのだから、またそうできるように頑張るよ!」
「ルコゼード(スポーツドリンク/マクラーレンのスポンサー)のおかげで、この週末は脱水症状にならずにすんだ。これだけ高温多湿の環境だと、大きな違いを感じたよ。僕にとって、次の数戦は予選の速さをレースでの速さにつなげることが大事になる。中国GP(4月15日決勝)までの数週間はその点に取り組んでいくよ」