フォース・インディアのポール・ディ・レスタは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシアGP決勝を14番手からスタートして7位になった。
ポール・ディ・レスタ
「スタート直後のコース上は若干混乱状態だったよね。コースにとどまり、トラブルに巻き込まれないことだけを考えたよ。赤旗が振られる直前、マルドナード(パストール・マルドナード/ウィリアムズ)がぶつかってきたんだ。それまで僕は結構うまく走れていたんだけど、そのせいでスピンして、3つ順位を落としてしまった」
「レース再開後、インターミディエイトタイヤ(路面の水量が少ないとき向けの雨用タイヤ)でのレースペースはとても良かった。うまく順位を上げて、トップ集団の中でレースをすることができたんだ。路面が乾いた後は、入賞圏内の順位を守るため、周りのクルマと同時にドライタイヤへ履き替えた。これが最も安全な方法だからね」
「前方を走行していたマシンにトラブルが発生したという点で、僕たちは少しラッキーだったと言えるね。でも、こういったレースでは運も必要なんだ。この結果に満足していいと思う」