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フェルナンド・アロンソ「やるべきことは多い」

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われたオーストラリアGP決勝を12番手からスタートして5位になった。

フェルナンド・アロンソ
「複雑なレース展開になることは分かっていたから、なんとかそれなりのポイントを持ち帰れてよかったと思うよ。スタートがうまく決まって、序盤で何台かを抜くことができた。そのあと、セーフティカーが入ってからはマルドナード（パストール・マルドナード／ウィリアムズ）と激しいバトルになったんだ」

「彼がコースオフするのを見たときは、一息つけたよ。マルドナードはほんの数周で僕との差を縮めてきていたし、僕は彼よりも遅いペースで走っていたから、うまい場所でKERS（運動エネルギー回生システム／ブレーキ時のエネルギーを蓄積して使う加速装置）を作動させて彼から逃げる以外に順位を守る方法がなかったんだ。あんな形でレースを終えるのは嫌なものだから、マルドナードにとっては気の毒だけどね」

「今日良かったのは、スタート、ピットストップ、それから戦略だ。クルマは昨日よりも良かったので、上位に近づくことができた。それでも、僕たちよりもいい走りをしているクルマに追いつくためには、まだやるべきことがたくさん残されている」

「マクラーレンやレッドブルだけでなく、メルセデスAMGやロータスは僕たちよりも速い。僕たちのタイムはポールポジションから1秒だったかもしれないけど、7、8チームがこの位置にひしめいているんだ。僕たちが0.2秒でも、0.3秒でも進歩できれば2つか3つくらい順位を上げられると考えればいいニュースだね。来週はマレーシアGPがある。セパンはクルマとタイヤに厳しいサーキットだから厳しい試練になるよ」