ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、同チームのレースドライバーであるキミ・ライコネンがチーム株式を所有しているとのうわさを全面否定した。
2007年にF1チャンピオンとなり、2010年シーズンから2年間F1を離れていたライコネンのF1復帰に際しては、ロータスを所有するジェニイ・キャピタルからチーム株式のごく一部がライコネンに渡ったとの報道があった。
しかしこれについて、「ライコネンは株式を所有していない。事実無根だ」と語るブーリエの言葉を、ライコネンの母国フィンランドの『MTV3』が報じている。ブーリエはさらにこう続けた。
「ライコネンとは2年のドライバー契約を結んだ。チーム株式は100%、ジェニイ・キャピタルが保有している」
また、ライコネンとGP2チャンピオンのロメ・グロジャンというドライバーラインアップでは、ライコネンがナンバーワンドライバーであることが明らかだとの報道もブーリエは否定した。
「そのような内容は契約に盛り込まれていない」