ルイス・ハミルトン(マクラーレン)は、F1屈指のドライバーである、という自身の評価をチームメートのジェンソン・バトンがおびやかすとは思っていない。
共にイギリス出身のF1チャンピオンであるこの2人だが、昨シーズンに獲得したポイント数では2009年にタイトルを取ったバトンがハミルトンを2ポイント上回っていた。
しかしハミルトンは、2011年シーズン中に世間を騒がせ、ドライビングにも悪影響を与えたような個人的問題を解決するため、オフシーズンの間に努力したと語っている。『Telegraph(テレグラフ)』紙は、ハミルトンがバトンを恐れていないと伝えた。
「その点は心配していないよ」
「昨年のことを考えれば、僕の個人的な感覚だけれど、僕は完ぺきな走りをしていなかった。それは… 予選の結果を見れば、13対6だったっけ? 僕の走りも悪くなかったよ」
こう語るハミルトンは、「気持ちが別のところに行ってしまっていても」予選ではバトンに勝つことができたと話している。
一方、32歳のバトンは昨シーズン終了時にハミルトンと食事をしたが、2人が一緒に食事をとったのはバトンのマクラーレン加入から2年で2回だけだったと話した。
『The Guardian(ガーディアン)』紙は「ステーキを食べたんだけれど、楽しかったよ」とのバトンのコメントを紹介。バトンはさらに、こう続けていた。
「一緒に食事をしたのは僕が契約にサインしたとき以来だったけれど、いい時間だったよ」