レッドブルの2012年型車RB8は、フェラーリの今季マシンF2012ほど不細工じゃない。
こう語ったのは、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコ。レッドブルは、6日(月)にRB8を発表する予定だ。
今年から、クラッシュ時の安全性を考慮してノーズ先端を低くするようルールが変更された。このルール変更に対応するため、多くのチームがノーズに段差をつけるとみられているが、この「段差ノーズ」は見た目が悪いとして関係者やファンからの支持を得られていない。
これまでに新車を発表したケーターハム、フェラーリ、フォース・インディア、ロータスはノーズに段差を作った一方、マクラーレンだけはノーズに段差を作っていない。そして、6日に発表されるレッドブルのノーズには、すでに注目が集まっている。
フェラーリのノーズと比較し、マルコはRB8について次のように語った。
「あれよりはかなりマシだよ」
「われわれのクルマは、フェラーリほど不細工じゃない。ノーズにまったく段差のないマクラーレンとも違うがね」
「われわれの(段差はフェラーリよりも)小さく、よりエレガントだ」
また、メルセデスのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグも今季マシンの外観についてコメント。「美しいクルマは、上位に入るクルマだ」と語っている。